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初日(4月7日)

 朝5:30過ぎ、羽田近くの駐車場集合。新潟在住のぼくは当然前日乗り込み。みんな眠そう。jawaのビデオでそれぞれの表情を録りまわると、まるじからクレームがっ!
「まだ顔作っていないから、だめぇ〜っ」
 6:35発の飛行機で一路千歳空港を目指したんだけど、機内の出来事はほとんど覚えていない。爆睡してたから。きっとみんなもそうだったに違いない。千歳空港、天気は快晴。ツアーバスに乗り込んで今回の舞台・ルスツ高原へ向かう。車中眠そうなYasにぼくのジモティ話が炸裂。
「あっ、この先にコンビニがあって・・・。ここの峠が・・・。支笏湖畔の売店の・・・。」
 いい迷惑だったに違いない。
 ルスツ高原リゾートに到着すると、各自昼食を食べ、出陣の準備へ。準備の段階で汗だくになっているぼくを見て、一同ちょっと呆れ顔。
「いい準備体操ができたようだね。」
 ルスツのゲレンデはWest,East,Isolaの3つに分かれており、ホテルに近いWestとEast・Isolaの間はゴンドラで結ばれている。とりあえずゴンドラ・リフトを乗り継いで、Isola山頂へ。
  
 Isola山頂からは北西に羊蹄山、南に洞爺湖が眺められ、洞爺湖の奥には噴煙を上げる有珠山までが見渡せる。青空が広がり、絶景だったんだけど、いかんせん風が強い。立っているのもつらい状況、すべり始めると風にあおられちゃって、ターンするのもひと苦労。あれよあれよという間にIsola山頂へ向かうリフト・ゴンドラは運行休止となり、追われるようにEastへ。
 Eastに着いて驚いたのは、風がさほど強くないこと。山ひとつ違うと条件も大きく変わるのかと、今さらながら感心してしまった。IsolaもEastもそうなんだけど、コースのひとつひとつが広くて長い。しかも空いている。ロングライディングを満喫でき、気分は爽快。
 ホテルへ戻り、とりあえず飲むビールはサッポロCLASSIC。ぼくがこよなく愛するビールなのだ。ツーファーゆえに飲む量を制限しなければならないのが口惜しい。
 入浴後、夕食。和食レストランでなんだかお膳というセット料理を食べる。料理自体はおいしかったけど、あまり北海道らしくなく、ちょっと残念。
 部屋に戻り、新日本プロレス中継「小川vs橋本戦」を観るも、実況アナウンサーの橋本びいきと格闘技に対する無知さに閉口してしまう。総合格闘技やアルティメット、K−1が台頭し、ショープロレスの地位が揺らいでいる昨今、これではゴールデンのレギュラー復帰は到底無理だと思ってしまったのだ。
 この日はみんなお疲れで、11:00pmには眠りについてしまったのだ。

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